子犬のころはとくに、イタズラをしちゃうことが多いと思います。ゴミ箱をあさってしまったり、家具を噛んだり……。

そんな光景を見ると、つい叱ってしまうこともあると思うのですが、まずは愛犬がイタズラをしてしまう理由をしっかり理解しておくことが大切です。

・美味しそうな匂いがする

ゴミ箱をあさってしまう子の中には、「ごみ箱からおいしそうな匂いがする」という理由からイタズラをしてしまう子もいます。そのような子の場合はゴミ箱の中身を誤飲しやすいので、特に注意が必要です。

・好奇心旺盛で触っているうちからイタズラにつながっている

窓から入り込む風などで空気が動き、ティッシュやガーランドなどのように揺れやすいものがヒラヒラと動く事がありますよね。
そのようにヒラヒラと動くものに興味を持ってイタズラしてしまう犬もいます。

犬の祖先は狩猟などに使役されていたという犬種が多いですから、犬の本能でヒラヒラと動くものが気になってしまう事は仕方のない事なのかもしれませんね。

・歯が痒い

子犬の場合、歯が生える時期や生え替わりの時期によって、とても歯が痒くなり齧ってしまう事があります。

イタズラとして齧っているわけではないのですが、飼い主さん側からすると困った行動ですよね。

・遊んでほしい

「自分を見てもらいたい」「構ってほしい」という欲求から、イタズラをして飼い主さんの気を引こうとしている可能性があります。

イタズラをすると大抵の飼い主さんは「こらっ!」「あ~っ!」などと言いながら愛犬の元へと行きますよね。
犬からすると「飼い主さんが急いで来てくれた!」「名前を呼んでくれた!」「話しかけてくれた!」と感じてしまう場合があります。

すると「イタズラ=飼主さんが構ってくれる良い事」と学習してしまっている可能性があるのでイタズラを繰り返すという行動を取るようになります。

 

イタズラを防ぐ方法

・ゴミ箱にフタをしましょう

どこかにしまって見えないようにするのが難しいゴミ箱は、フタつきのものにするといいでしょう。

中身が見えにくくなるうえ、好奇心を刺激するニオイも減るためにイタズラしにくくなります。

・本能を刺激するおもちゃで遊ぶ

犬用のカミカミおもちゃに長くて丈夫なヒモを結んで投げたり、愛犬が追いかけて噛みついたらヒモをたぐり寄せ、引っ張りっこをして遊んでください。

ほかには防止用グッズを使うという方法もありだと思います。

かじられては困る場所などにスプレーや塗って使用する犬グッズなどもありますので、かじってしまうイタズラに困っている場合は一度試してみると良いですね。

イタズラをしちゃうのは興味があるから、という愛犬の気持ちを理解してあげて、飼い主さんは対策をしていきましょう!